故人も遺族も安心葬儀の生前予約

終活という言葉が定着し、エンディングノートを作成する人たちも増え始め、自分の最後を自分で決める環境も当たり前のようになってきました。そんな中で葬儀の決め方も大きく変化しています。ひと昔前は亡くなってから葬儀会社を決めたり、参列者に案内したり、残された遺族がすべて行ってきました。もちろん今もそのスタイルで行われる地域もありますが、時代の変化とともに広がったのが生前予約という考え方です。メディアでの発信も増え、言葉としても広く認知されるようになりました。

まず生前予約とは、自分が元気に生きているうちに葬儀のプランや内容を決めて事前に予約するシステムのことをいいます。葬儀を行うにあたって自分で準備しておくことは費用の問題や遺族への負担を軽減できるというのが大きなメリットになるでしょう。また自分の最後の終わり方をゆっくり考える時間があることも大きなメリットです。誰を参列者としてお呼びするのか、予算はいくらぐらいで行いたいのか、どんな雰囲気の会場にしたいのかなど時間をかけてじっくり考えることができます。自分の好きなスタイルで葬儀を行うことができるので理想の形を実現したい方にはおすすめです。また葬儀を行う際に問題なのが費用だと思います。生前予約では事前に大まかな金額を把握することができるため、いざという時のために備えるもしくは事前に契約し費用を払っておくことも可能です。生前予約のニーズの高まりによって、葬儀会社でもさまざまなプランをそろえていたり、途中解約で預けたお金を返金できる制度も整えていたりと安心して契約できる環境を整えています。

生前予約はこれまでになかった新しい形です。そのため契約する際には家族と相談して決めることをおすすめします。伝統が古く残る地域では縁起が悪いという考えも深くあり、家族に受け入れられずトラブルに発展してしまうこともあるでしょう。自分の最後を自分でプランニングでき、残された遺族の負担も軽減でき、故人の意思を存分に反映できるのが生前予約です。